ギャラクティックナイトのページに似非舞台評論家ハム・トンクス氏による感想が掲載されました

2015/12/06

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「Galactic night vol.4の千秋楽に寄せて ~似非舞台評論家の逃亡の理由~」

すごい! すごすぎる! すごすぎるにもほどがある!!
待望の公演初日と惜しまれつつも千秋楽を同日に迎えた『Galactic night vol.4』(以下:GN4)が、
エンタテインメント業界にもたらした革命について、皆さんにご紹介させていただきたく存じますので、読め。

歌・ダンス・マジックを芝居で繋ぐ社会派舞台『GN4』が、11月29日にエッグマン東京イーストで開催された。「いい肉の日」とGN4公演との相関関係は目下調査中である。

舞台は、前公演『GN3』と比較し、格段にパワーアップしていた。
従来の骨太さ・厚かましさに筋肉がつき、同時にしなやかさが加わっていた。(気がする)
演技力・歌唱力・表現力とかは、正直よくわからないので“攻撃力”という言葉を用いて説明する。
ドラクエの武器でいうと、「棍棒」から「はやぶさの剣」ぐらいに攻撃力が上がっていた。
…比喩とは、そもそも物事を分かりやすく伝える手段であるのに対し、筆者のそれは物事をもっと分かりにくくさせるとご近所でも評判なのだ。 どうだ参ったか謝れ。


『GN4』の公演において攻撃力の向上をもたらした2つの要因について検証していきたい。

■出演者が増えたよ。
ステージを華やかに舞うダンスチーム「チュッパチャップス」。膝の故障が回復したまゆと、筆者推しメンのまりりんのフォワード陣に加え、新たにディーヴァとして迎えられた同チームのさおりんの歌声! …ぼかぁ、さおりんの涼しげな目元が好きだナー。(歌や声の説明はゼロという…)
そして、極めつけは越谷の現役ご当地アイドル「ハニカム」とのまさかの電撃合体!!
GNはこれまでの公演で、埼玉県越谷市を散々いじり倒してきた。アメリカならとっくに訴えられているレベルである。
その“越谷”発のご当地アイドルの登場に、観客席からは小さなどよめきが起こった。
“越谷いじり”を“越谷愛”に昇華させた1年越しの見事な伏線回収に、皆がたまげたのだ。(笑
♪生まれも越谷~ 育ちも越谷~
曲名は「越谷育ち」。 …この楽曲を提供した小野隆晃さんの手腕にも心から拍手を送りたい。

■クロイツダンスアートがすごいよ。
「クロイツダンスアート」の講師にして、ステージ上でジャニーズオタクをバラされるという羞恥プレイを受けながらも、美しいピルエットを披露したmetan。 ※読み方は、めたんではない。みーたんである。
彼女が朗々と歌い上げた「舟歌」が耳から離れない。 それはお経ですか。いいえ呪文のようでした。

ここで、ハニカムとクロイツダンスアートとGNの関係性について、考察してみたい。
「クロイツ~」に所属する総勢16名のダンスチーム「クロワッサン」から派生した第1弾ユニットが、先述した越谷ご当地アイドル「ハニカム」なのである。
…ここまで説明すれば、博識ある読者諸君は既にお気付きだろう。
「クロイツ~」の本拠地・越谷から、第2、第3の「ハニカム」が輩出され、日比谷線という名のベルトコンベアーで、GNの舞台に次々と送り込まれてくるのだ! (ママ、怖いよー!!)
GNの新人パフォ-マーの発掘は、越谷市の出生率にかかっているといっても決して過言ではない。


まだ年若いハニカムのメンバーが、賭博●惑に揺れる金満●団の巨●軍の応援歌である「闘魂こめて」と「ビバ!ジャイアンツ」の2曲を、全力で踊る。 瞳はキラキラしている。
講師も同じ舞台に立ち、家族もそれを温かく見守る。 いい具合にカオスである(笑
鬼才・池田は演者に“快楽”と同等の“痛み”を与え、それらを観客に「えいっ!」 ってする。
筆者は、そのわかりにくい何かを革命と呼んで誤魔化しているにすぎない。

「えいっ!」ってされてみたい人は、次回公演のチケットを買うといい。
観客席で五感に ぺちゃ ってする何か。
2回目で、ちょっと中毒(くせ)になっているからわかる。
きっと、それは、茶番狂言の鑑賞でのみ傍受できる合法的な「麻薬」だ。


全ての演目が終わり、鳴り止まない拍手と歓声に包まれながら、GN4はフィナーレを迎えた。
「やべぇもの見せられた…」的な余韻と得体の知れない興奮覚めやらぬ中、出演者たちがステージを降りてファンサービスに勤しんでいる時、観客席の後方から総合演出・脚本を担当した歌姫の声が聞こえてきた。


私は逃げた。


舞台の上で創造し表現する彼女が、神々しくて、少し怖かったのだ。

次回公演『GN5』について、予告する。
見終わった後、私はきっとまた逃げ出すだろう。
けれど、約束する。 必ず見に行く。

『GN4』は、そう思わずにはいられない秀逸な公演だった。 (了)

2015/11/30 似非演劇評論家 ハムトンクス


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